量で不安に立ち向かう
最近、不安になったときは、まず行動しようと自分に言い聞かせている。
カレンダーに記録をつけたり、ポモドーロ・タイマーを使ったりするようになって、もう何年も経つ。
この前その記録を振り返ってみたら、自分は思っていたほど努力していなかった。十分な時間を費やしていないのに、不安になったり、自分はまだまだだと思ったりすることには、ずいぶん時間を使っていた。
だから、まずは「取り組む量」を増やしてから、自分に十分な力があるかどうかを考えることにした。
『Atomic Habits』で読んだ実験を思い出した。フロリダ大学の写真学教授、ジェリー・ユルズマンは、学生を「量のグループ」と「質のグループ」に分けた。一方はできるだけ多くの写真を提出し、その枚数で成績が決まる。もう一方は写真を一枚だけ提出し、その一枚の出来で成績が決まる。
結果的に、よりよい写真を提出したのは量のグループだった。何度も試し、失敗して、調整を重ねたからだ。質のグループは完璧を求めるあまり理論に集中しすぎて、試す回数が少なく、成果も期待したほどではなかった。
もちろん、何でも数値化できるわけではないし、時間をかけるほど成果が増えるとも限らない。特に今の AI 時代はそうだ。それでも、取り組んだ結果を見て方向を調整するには、まず十分な量をこなす必要がある。
しばらくは「ポモドーロ・タイマーで記録する週の時間を少なくとも 40 時間にする。これで、その週にどれくらい集中したかが分かる。」を目標にする。
40 時間は、一日 8 時間を週 5 日続ける計算だ。その時間でできることは、
- 安定して求人に応募する。自分には足りないところがたくさんあると思うけれど、準備ができるまで応募しないでおこう、といつまでも考えていてはいけない。応募しながら準備する。面接に臨む自分の状態を整えるには、面接を受け続けて、そのたびに受け答えを改善するのが一番だ。一人でずっと準備しているだけでは、一学期に写真を一枚しか提出しないのと同じだ。
- 面接の質問を準備し、Kafka への貢献を続け、AI を研究する。
- 日本語の Anki 単語・文法デッキと、日本語能力試験の問題に取り組む。
- できるだけ毎日短い文章を一本書くか、その月のニュースレターを書く。
不安や考えすぎの一部は、行動力や知識の不足から来ていると思う。行動を起こせば、不安を解決策を探す力に変えられる。解決策を見つけ、以前は怖かった課題をいくつか乗り越えられれば、不安も減らせる。
今、不安になったら、まずポモドーロ・タイマーを見て、今日はどれくらい集中したかを確かめる。まだあまり時間を使えていないなら、不安になる前に、まず取り組む量を目標まで増やそうと思う。
support
Boba を一杯おごる
注意力が貴重な今、この Web 🕸️ に来てくれてありがとうございます。もし何か得られるものがありましたら、Boba を一杯おごってもらえると大きな励みになります!